補助金事業は正しく行われたのか。青森市議会第2回アウガに関する調査特別委員会(1/6)

By | 2017年5月21日

青森市議会第2回アウガに関する調査特別委員会における、奈良岡隆委員の質疑と答弁(1/6)

「補助金事業が正しく行われたのか」

【質疑】

Q 奈良岡隆委員  

私からは、国と市の補助金事業が正しく行われたのか、市議会が平成21年12月に融資を決めた2億円が青森駅前再開発ビル㈱の再生のために正しく使われたのか、この2点を中心にお聞きします。

それでは、確認しますが、戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金は、(青森駅前再開発ビル株式会社が)平成24年2月23日に公募申請し、平成24年4月9日に採択、同年7月18日に補助金の交付申請を行い、平成24年7月24日に決定通知された。

(事業完了に伴って)平成25年4月9日に実績報告書を経済産業省に提出。また、青森市に対しては平成24年7月24日に500万円の交付申請し、平成25年3月28日に確定通知を受けて、平成25年3月28日には実績報告書を提出している。以上の経過でよろしいか。

A 経済部長

委員の今のお話でよろしいです。


Q 奈良岡隆委員

戦略的補助金について、ですが、先日の答弁では、工事見積もりについて、市が3社から個別に聞き取りした結果、受注業者の担当者から依頼があり、2社が見積書を提出したとのことでした。聞き取り内容についてもっと詳しく具体的に、3社はそれぞれどのように答えたのか、お知らせください。

A 経済部長

見積もり業者からの聞き取りにつきまして、予算特別委員会のときとかの、一応聞き方もきちんと考えてということで、正直にお話できるような環境づくりも必要だという考えで、電話ではなくて面談で個別に聞き取りを行うといたしましたところでありまして、聞き取りした内容ですけれども、1つに、見積もり競争への参加の有無について、 2つに 、見積もり作成の依頼元について、3つに、見積書の提出先及び提出方法について 、4つに、第三者のかかわりについて 、5つに 、記憶に残っていることの有無についての5項目としておりました。

見積もり競争への参加については、全員が参加したとの回答でありました。
また、見積もり作成の依頼元― 依頼元っていいますか、話に来た方は 、受注業者の担当者の方だと受注業者以外のお二方は回答しておりました。
受注業者の方は、当時の担当者が退職しているのでわからないという回答でありました。

見積書の提出先及び提出方法についてですけれども、受注業者以外のお二方、2社は、どのように提出したか記憶がないとのことでありまして、受注業者の方は、この質問については当時の担当者がいないのでわからないという回答でありました。

第三者のかかわりについては、受注事業者以外の2社はないと回答し、受注業者は当時の担当者に任せていたのでわからないという回答でありました。

それで、何か記憶に残っていることがあるかという質問に関しましては、3社ともに特にないという回答でありました。

なお、対応者の役職、氏名の公表についてもお伺いいたしましたけれども 、3社ともに公表はしてほしくないという回答でありました。


Q 奈良岡隆委員

第1回委員会で、経済部長が、補助金先の実績報告内容と異なる回答をした方もいる答弁していましたが、補助金の実績報告書内容と異なる回答とはどういう内容の回答だったのか。
また、提出方法も聞いたそうですが、提出方法はどのようにしたと話しているのか。

A 経済部長 

見積り提出先及び提出方法、どのように提出したかは詳細に覚えていない、誰にどのように提出したかは記憶がない、当時の担当者がいないのでわからないという、当時の担当者がいないというのは受注業者です。

 

Q 奈良岡隆委員

青森駅前再開発ビル株式会社の当時の担当者、見積書を提出した3者からの聞き取りで、補助金の実績報告内容と異なる回答をした方がいたようですが、異なる回答というのはどういうものだったのか。

A 経済部長

実績報告において、見積もり依頼における仕様書についてという報告書の中にあるものについて、見積もり依頼業者を集め、設計図書をもとに一 公開されている資料、ここ黒塗りということでしたが、設計事務所ですね、その指示にて各項目を指示してもらい、各社へ見積書の作成をしてもらったという報告がありますが、ここについてが先ほどの見積もり提出先及び提出方法のところと食い違っているということになります。


Q 奈良岡隆委員

昨日の新聞報道によると、不正がなかったとなっていますが、 A社以外の2社は、どこに見積書を出したのかわからないということです。もしも、仮に 2社が受注業者に見積もりを渡していたとすると、A社は他の2社の見積もり額を知り得る状態にあった可能性がありますが、それでも不正がなかったと捉えるのでしょうか。

A 経済部長

まず、その提出先、どのように提出したか詳細に覚えていない、誰にどのように提出したかは記憶がないということでありますので、最初見積もりを依頼した方に渡したのかどうかは覚えていないということですから、必ずしも- それから、価格の指示 もなかったということですので 、受注業者の方がお受け取りになったのかどうかまでは、この聞き取りの中ではわからなかったということです。


Q 奈良岡隆委員

A社から見積もりの依頼を2社が受けて、見積書を出したわけですが、出した先がどこか、2社はわからないと言っている。

ところが、見積もり金額については、相談や指示は受けていないと、ここの部分ははっきり覚えている。 何か不自然じゃありませんか。

総務部長に聞きますが、市の登録業者が、もしも第三セクターの国の補助金事業の外注で不適切なことがあった場合は、登録業者に対してはどのような取り扱いになるのでしょうか。

A 総務部長

青森市と業者の関係ではなくて、青森市とは関係ないところの登録業者の何らかの行為が、違法行為か何かあった場合の市の対応ということでよろしいですよね。

その場合は-その場合も、市の登録業者に関する例えば指名停止とか 、そういうその事案に応じて、いわゆるペナルティーはあります。


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